四季のひとさじのこと

盛岡在住の吉田玲奈さんが作られる瓶詰め、「四季のひとさじ」。

 

先日、cartaに最後の入荷があり、それもあと一つとなりました。
と言っても「四季のひとさじ」が無くなってしまうのではありません。
背負子さんが新しい店舗を準備中で、これからはそのお店で「四季のひとさじ」に
出会えることに。

背負子さんのブログにもありますが、「四季のひとさじ」とのおつきあいは
2013年の4月に開催した棚展からでした。

http://carta.blog.shinobi.jp/手紙/四季のひとさじ%E3%80%80無事に終わりました

http://carta.blog.shinobi.jp/お知らせ/四季のひとさじ開催中

「四季のひとさじ」があるから思いついたスペシャルメニューなども多く
本当にお世話になりましたし、助けていただきました。
2013年のCygでの工藤陽之さんの個展時のスペシャルメニュー「八月のパフェ」でも
「四季のひとさじ」のフルーツソースがなくては成り立たなかったし
翌年の工藤さんの個展でのスペシャルメニューは「八月のグラノーラサンデー」となって
これにも「四季のひとさじ」のフルーツソース。
2月のねこの月にcartaで開催した樋口佳絵さんの展示ではミルクジャムを作っていただきました。
カリカリに焼いたトーストにのせたミルクジャムで、猫がゴロゴロいうように
私たちやお客さまはメロメロになりました。
ある年のさんかく座ではシフォンサンドのクリームのレシピの相談に乗っていただき
フルーツソースを用意してもらったり。

玲奈さんとはキッチンで一緒に作業させていただいたことも何度かありました。
手のうごく順序や、心の中で何かを計る時のタイミングを側で感じられたりして
私にとってはとても楽しくてラッキーなことでした。

「四季のひとさじ」に出会って、cartaも色々なチャレンジが出来ました。
ありがとうございます！

玲奈さんの美味しいバランス感覚が現れている、美しくて輝いている瓶詰め。
四季の恵みがそうであるように、この瓶詰めもその時だけの出会いやタイミングの
楽しさがあると思います。

新しい店舗が出来たら、どんな出会いがあるかな？とわくわくして出かけたいなと
思っています。

2017.05.19｜日々の手紙

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