只今cartaにて開催中のトートーニー「1・2・100ピース」。
トートーニーは東京、浅草橋にあるはきものと革もののブランド。
toe to knee つま先から膝まで、という意味があります。
トートーニーの商品は1ピース、2ピースの革から作られるものが多く
このブランドのはじまりとなった「スリッパ」は1ピースの革で、縫製も一箇所で作られていて
「one-piece slippers」という名前が付いています。
1ピース、2ピースという少ない革のピースで作られているのには、設計段階での練り上げが
ちゃんとあるわけです。
ピースは可能な限り少ないけれども、製品の魅力として、そして使うのに充たされている
という印象のトートーニー。
それでも革を裁断する際には裁ち落とされる革が出てきます。
革製品の「革」は食肉の副産物ということがあります。
それはもともとは生きものだということ。
トートーニーでは目の前に来た革を預かり、大切に使いきりたいと常々考えていて
例えばカードケースはスリッパの裁ち落としの部分を上手に使って生まれています。
この展示の名前である「1・2・100ピース」は
ワン・ツー・ヒャクピースと読むトートーニーのプロジェクト。
トートーニーの革ものは1ピース、2ピースで出来ているものが多いこと。
それと、革を大切に使いきりたいという考えから、裁ち落とされた部分を改めてスクエアのピースにして
それを100枚繋げたらどうだろう、新たな一枚の革が出現すること。
繋げる数によってマットやバッグ、ボックスにも(こちらは受注となります)。
小さなマットはトレイになったり、壁にひらりと留めてみると空間が変わります。
裁ち落とした形や偶然に生まれた形をそのまま使ってクッションにしたら、なんともユニークなものに。
cartaではこの「1・2・100ピース」のプロジェクトのもの(マットやバッグ、ボックスなど)と
トートーニーのプロダクトラインのスリッパ、財布、カードケースの両方をご覧いただけます。
財布についてはすぐお持ち帰りできる財布のほか、カラーオーダーも出来るようにご用意しています。
24日までの開催です。
お茶を飲みながらでも、展示だけご覧になるのでも。
革のピースをモチーフとしたスペシャルメニューもお作りしています。
お立ち寄りいただけると嬉しいです。
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期間中21日にはギター奏者の青木隼人さんの演奏会を開きます。
青木隼人ニューアルバム『小さな歌』発売記念 北東北ツアー
10月21日土曜日 19:30開場 20:00開演
喫茶cartaにて
2500円(飲みもの付き)
お問い合わせ・ご予約はcartaまで
店頭、お電話、メールにて承っております。
019−651−5375
tegami@kissa-carta.com
『小さな歌』は9つの言葉のない歌。
ゲスト参加にharuka nakamuraさん、田辺玄さん。
2017.10.10|お知らせ
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