新年の清々しさ

2018年のカレンダーや手帳、そして2018年と書くのに慣れてきたところです。

cartaは毎年、大晦日も元旦もいつものように営業しておりますが(大げさではなくてただ開けている、というだけです)
この期間にしか盛岡に居られない方とか、年末年始はゆっくりお茶をしたいとか、この期間だけのドラマはやはりあるものです。

帰省されてきた方はもちろん、この時期にご旅行で盛岡へいらっしゃった方や、普段はお一人でいらっしゃる方が
ご家族やご友人と一緒にとか、いつもはご夫婦でいらっしゃる方がお一人で、とか。

去年も今年も大晦日に来てくださって「よいお年を」と挨拶をしたり、新年の空気を纏ってお茶しに来てくださる方々。
2017年と2018年の交差点だったなあと思います。

そういえば、年末に出た「和楽」二・三月号に盛岡や宮沢賢治のことが書かれたページがあります。
cartaもほんの少しだけ、街の中の一風景として載せていただいております。
「喫茶店で本とともに過ごす」という時にcartaのことを思い出してくださったご縁あるライターの方からお声がけいただいたのですが
いつも自分たちが見ているcartaの一部分が、そのまま現れているような写真でとても嬉しいページでした。
ある方は東京の美容院でふと和楽を手にして盛岡のこと、そしてcartaの写真があってとっても嬉しくなって、と。
そしてある方はcarta店内でご覧になって、帰り際に「cartaさんが載っていて嬉しくなりました」
と伝えてくださいました。

読んだお客さまが「嬉しい!」という反応を、直接伝えてくださることは今までにあまりなくて
そういうことも新年の清々しさが連れてきてくれているように思います。

追伸
あんぱん始まりました。

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2018.01.12|日々の手紙

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