2月はねこの月。
ねこのいるなんでもない毎日が佳い日。
という気持ちで始まった「ねこの月、佳日◎樋口佳絵展」という樋口さんの小さな個展。
4度目となる今年のねこの月も終わりました。
たくさんの方々にお運びいただきました。ありがとうございます。
今年は樋口さんとcartaとで編んだ「にこげの日々」(にこげとは動物の柔らかい毛のこと。和毛。)という
冊子の中にある言葉の10点のドローイングの展示と
「あなたの猫さまロゼットお作りします」ということで、木地でできたロゼットブローチのセミオーダー、
樋口さんのイラストによるiPhoneケースの受注販売なども。
樋口さんのプロフィールは、2002年の宮城県美術館での公開制作『作る私を描く私』というタイトルで
始まっています。
その後今までずっと制作を続け、発表されていらっしゃいます。
樋口さんといえば、テンペラと油彩の絵。
これらの作品が放つ空気感は圧倒的なものがありますが、立体作品(小さなものから大きなものまで)や
版画、今回のようなドローイングにも樋口さんのテイストは細部にまで感じられます。
2月、ねこの月は猫にまつわる作品が見られるというお楽しみの月。
遊びの部分も徹底的に遊ぶ樋口さんの「つくる脳」と作家自らスペシャルメニュー用のクッキー型を発注するユーモアによって
お客さまもわたしたちも楽しい時間を過ごすことができました。
様々なシーンを見、ご自身もその中にいらっしゃって、たくさんの経験をされている樋口さん。
その間もずっと猫と一緒だったんだよねと、ドローイングを眺めながら思いました。
スペシャルメニューの猫さまクッキーも大好評をいただきました。ありがとうございます。
このクッキーは引き続き店に「いる」こともあると思いますので、出会ったときにはよろしくお願いいたします。
猫さまロゼット、iPhoneケース、たくさんのお客さまにお申込みいただきました。
お届けまでもう少しお時間を頂戴しますが、楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
また来年のねこの月が楽しみです。
3月いっぱいは、ドローイング4点のみですが引き続きご覧いただけます。
レディメイドの猫さまロゼット(我が家の姉妹猫がモデルです)の販売も。
「棚展」仕様でお楽しみくださいませ。
2018.03.01|お知らせ
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