今日はcartaを始めた日

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cartaを始めて丸14年
初めて祭囃子のない9月15日を迎えました

cartaに足を運んでくださるみなさま
遠くから近くからサポートしてくださるみなさま
楽しい企画やごはんやお酒を共にしてくれる友人たち
いつもありがとうございます
そして毎日留守番をしてお帰りの舞を踊ってくれるぷんことたーこ
いつもありがとう

今年は最近よく考えることについて
うまく書けるかわかりませんが書いてみたいと思います

同じ空を見上げて桃色に見える人もいるし、紫色に見える人もいる
同じ食事をして塩味を感じる人もいるし、酸味を感じる人もいる
同じ音楽を聴いて落ち着く人もいるし、興奮する人もいる
同じ匂いを嗅いでホッとする人もいるし、危険を感じる人もいる

同じ環境で同じように暮らしていても人それぞれ感じ方が違う
感覚や体験を通して、人が頭や心に世界や宇宙を描き出すとすると
もしかしたら人の数だけ世界や宇宙があるのかもしれません

そうすると
みんなに等しく与えられた同じ舞台装置の中で
人それぞれ別の宇宙を持って
様々な感情を味わうことが
人間が生きて存在することの意味なのかな
と思ったりしています

様々な感情の種類に上下優劣はきっとなくて
どの感情も等しく大事なもののように思います

ただ、どの感情を味わうかは
自分で選ぶことができる
という気がしています

だから今日もぼくの宇宙とあなたの宇宙が
シンクロしたりランデヴーしたりしながら
関わり合って、いろんなことを別々に感じて、様々な感情を味わって
いつか全てのことがつながるその時まで

どこかのちいさなお店に入って
お茶を飲みながら、景色を眺めたり
気になる詩を口ずさんだりする
もしかしたら
そんな些細なことが
大事なのかもしれないと思っています

 

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2020.09.15|日々の手紙

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