焙茶工房しゃおしゃんのお茶、ふたたび

雫石町の焙茶工房しゃおしゃんのお茶。
https://ja-jp.facebook.com/pg/xiaoxiangtea/posts/?ref=page_internal

しゃおしゃんの前田さんが焙煎した気仙緑茶や奈良・健一自然農園の自然栽培茶、そして
台湾にいらっしゃる前田さんのお師匠さんの焙煎師・宋さんが焙煎したプーアル茶などなど
ご自宅で楽しまれている方も多いかと思います。

cartaでも開店当初から数年間、千年古茶プーアル茶をメニューにのせてお楽しみいただいていましたが
少しお休みをしておりました。
メニューからはお休みしている間も演奏会の際に楽屋のお茶としてご用意したり、県外の方にお会いする際にお土産でお持ちしたり
お茶好きな方にご紹介したり、しゃおしゃんさんのお茶はいつもそばにありました。
先日自分のために淹れてひと息ついていたら、あらためて前田さんの火入れされたお茶のもつ清らかなあたたかさを実感して
やはりcartaのメニューにはしゃおしゃんさんのお茶があったらいいなと思いました。
気持ちのいい水分を身体にいれたいとき、おまじないじゃないけれど「ちょっと自分のために飲もう」と思えるお茶だなと感じます。

今回cartaのメニューでご紹介させていただくお茶は
「145℃×2」
奈良の健一自然農園の自然栽培緑茶を原料にして、高温で焙煎を二回繰り返した、ほうじ茶のようなお茶。
「元の緑茶や、その元となる生葉の清らかさと命のエネルギーが、穏やかに隅々に届くようにと願って焙煎しました」とお聞きしました。まろやかな香ばしさと口当たりを感じながら、じんわりとこころも身体も温まる、静かにひと息つくのにはぴったりなお茶だと思います。

「雲南黒プーアール」
中国・雲南省で摘んだ、お茶の木の柔らかい新芽を含んだ葉などから作られています。
まず緑茶を作り、それを丁寧に発酵させ、カフェイン・タンニンの少ないまろやかなプーアール茶に。
前田さんのお師匠さんの宋さんの「火入れ」が加わり、さらにまろやかさが増したお茶。
「健康な時から体の弱っている時まで、また、カフェインが苦手な方にも、お勧めしたい」と前田さんはおっしゃいます。
黒プーアール茶というと独特な濃さと香りの楽しみもありますが、しゃおしゃんさんの黒プーアール茶は透明感があって
身体が先に受け入れている印象があります。

ふたつとも、お茶のおいしさを新しく知ることができるようなお茶。
節分すぎ、2/4からふたたびメニューに。
しゃおしゃんの前田さんからも「春から進む季節ごとに寄り添えたら」と嬉しいメッセージとともにお茶が届きました。
ぜひお試しくださいませ。
cartaではガラスのマグカップでのご提供となります。

しゃおしゃんさんにはcartaを始める前、盛岡に住む前から時々おじゃましてお茶との時間や出会いを楽しませていただき
また、cartaを始める際も盛岡でのさまざまなご縁も頂戴しました。
9月で15年を迎える年に、またこうしてしゃおしゃんさんのお茶をご紹介させていただくことが嬉しく、お茶にも前田さんにも
感謝の気持ちでいっぱいです。

 

2021.02.01|お知らせ

検索

喫茶carta

© 2015 kissa carta