音楽の楽しみはつづく

店の近くの公園では、まだまだ梅が楽しめます。
先日は吹雪いたりもしましたが、桜もぽつりぽつりと咲き始めたというニュースが。
花々が一斉に咲き出すこの時期の、なんともいえない高揚感がある盛岡です。

3月の優河さん・おおはた雄一さんのライブの余韻が続く中
(おおはたさんのCDを買いに来てくださるお客さまも続いています)
先日はクラムボンのライブへ出かけ、ライブを楽しんだだけでなく、
会場限定と限定店販売のミニアルバム「モメントe.p.」を仕入れて参りました。

(余談。「ユリイカ」のクラムボン特集を読み返しています。
 おおはたさんや大宮エリーさんも文章を寄せています。
 今読むとさらによかったです。)

郁子さんがcartaにひょっこり現れ「CDいかがですか」と。
以前ライブのお手伝いをさせていただき、cartaのことを覚えていてくださって、
なおかつ足を運んでもらえたのが嬉しい出来事でした。

今回のクラムボンのミニアルバムは流通を間に通さず、いわゆる「直売」のかたちです。
20年のキャリアを通じて、メジャーもインディーズも否定せず、
ただただクラムボン道を進む姿と音楽に感動したライブでした。

直売で得た収入で、今までの方法よりももっと直接的に機材や録音に
つぎ込むことができて、素晴らしい音楽を作り続けることができて、
直接私たちに新鮮な音楽を届けられるというシンプルな方法。
これに近いことや、直売の形で受け取るいろいろは実際にあるけれど、
クラムボンがこの方法をやってみたことで、ますます大事な方法に
なってきているのかなと思いました。

音楽を作り出す生産者のみなさんとお会いすることが続きます。

直接お会いする機会があるのだから、それをお客さまにちゃんとお渡ししていこう、
と身が引き締まりました。

ちなみにこのクラムボンのCDは、紺屋町のクラムボンさんでもお取り扱いされています。
クラムボンでクラムボン!
盛岡に住んでいるものとして、クラムボンのファンとして、なんというか、嬉しいです。

さて、続きましては5月4日の AOKI,hayato と hark nakamura による
「FOLKLORE」のライブ。ギターとピアノ。
しかもこのライブは、翌日5月5日から始まる
クロヌマタカトシさん個展「北への手紙」の木彫作品が並ぶ中で。

5月7日 は青木隼人さんによる「音と綴る」。
こちらは青木さんがギターで音楽を綴り、お客さまは思い思いに手紙を綴るという夜。
「音と綴る」はcartaと青木さんが大事にしている時間です。
久しぶりの開催、こちらはご予約受付中。

音楽の楽しみは続きます。

※5月4日のAOKI,hayato と harka nakamura の「FOLKLORE」は満席となりました。
 キャンセル待ちをご希望のお客さまのご連絡はお受けしております。

2016.04.14|日々の手紙

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