クロヌマさんからの「はじめまして」

連休の真っ只中の5/5から始まったクロヌマタカトシさんによる木彫の作品が並ぶ個展「北への手紙」。
非日常だった連休も終わり、盛岡の街が少しずつ日常に戻ってきています。
（あ、でも非日常も日常も含めた毎日が私たちの日常ですね。）

そういう非日常から日常へという街の空気の変化も自分自身の中に置きながら、クロヌマさんの作品を味わってみたいなあ
と思って日程を決めました。
緑が一番気持ちよい季節の日々を、クロヌマさんの動物や人物の彫像がcartaのなかで見守っていてくれています。

今回のクロヌマさんの展示はこの盛岡の街や、ここに住む私たちに「はじめまして」という気持ちも込められています。
喫茶店という場所だから出来る展示方法を、とひとつのお席にひとつの彫像がクロヌマさんの手で置かれました。
ゆっくり眺めながらコーヒーやお茶。
これはクロヌマさんのご厚意も多分にあります。
クロヌマさんの彫像を、ゆっくりじっくりご覧いただきたいと思います。

時によってはすべての作品が見られないこともあるかもしれません。
何度か足を運んでいただきお席に座っていただけたら嬉しいです。

私は先日5/7に開催された『音と綴る』で、たまたま空いていた席に着席し、目の前の僧侶としばし会話をしました。
こういう偶然は思ってもみない気づきをくれたりします。
そういうことも嬉しいです。

クロヌマタカトシ個展「北への手紙」は5/31まで。

ぜひクロヌマさんのブログも訪れてみてくださいませ。

2016.05.13｜日々の手紙

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