おかげさまで10周年を迎えました
cartaが2006年の9月15日にオープンして、おかげさまで10周年を迎えました。
知り合いもいない、友達もいない、岩手山が見える盛岡という街の空気の
気持ちよさの中にある何かをただただ信じて、小さな喫茶店を開いてから
10年が経ちました。
cartaに足を運んでくださるお客さま、そばで遠くで支えてくださっているみなさまのおかげです。
本当にそう思います。
ありがとうございます！（いろんな方、いろんな場所へ届くといいな！）
小雨の時もあれば嵐の時も、うきうきするような晴天の時もあります。
いまだにわからないこともたくさんありますが、なんとか毎日店を開けていられるのは幸せなことだなあと思います。
10年の中にはいろんな人に会い、いろんなことに出会いました。
ここ数ヶ月はなんとなく振り返る時間が多かったように思います。
9月15日を機に、夏の間はお休みしていたシフォンケーキをまた焼き始めます。
今回は開店から5年くらいはこれしか焼いてなかった！というミルクティーのシフォンケーキにしました。
今でこそ抹茶、バナナ、蜂蜜などとフレイバーを変えたりしていますが開店当初は一種類だけを続けていました。
久しぶりに味わっていただけたら嬉しいです。
そして、2010年にあったミナペルホネンのデザイナー皆川明さんのお話会のことが、なぜか先日ふと頭をよぎり
その時の録音データを6年ぶりに聞いて、文字起こしをしてみました。
今聞いてもはっとすることがあり、今更ではありますが、みなさんにその時のこと、お話のことをお伝えしたくなりました。
30名さまほどの小さなお話会。こちらは抽選でしたので、聴きたくとも叶わなかったお客さまがたくさんいらっしゃったはず。
このありがたい日を機に、cartaの店頭にてご自由にお持ちいただけるよう、手づくりの封筒に入れてご用意いたしましたので
読んでみたいという方はぜひ。
封筒は2012年にcartaで開催された青木隼人さんの演奏会の時のポスターを使わせていただきました。
（この封筒は数に限りがあるのでなくなり次第終了です）
このポスターは青木さんが上の橋からの眺めを描いたもの。
私たちもとても印象に残っているもので、いつか何かに使いたいと思っていました。
この10年の中であった大事なことの幾つかを、今回お裾分けするのに使うことができて嬉しいです。
この封筒については数に限りがあるのでなくなり次第終了ですが、お話会の内容については
年内いっぱいはお持ちいただけるようにご用意したいと思います。
お話会の模様をみなさんにお伝えしたいので、手紙のようにしてお客さまにお渡ししたいということも
その内容をポスターの封筒に入れたいということも、皆川さん・青木さんともにご快諾ただきました。
このこともとても嬉しかったです。
（伊瀬谷美貴さん、藤岡泰子さんにもご協力をいただきました。ありがとうございます。）
cartaは静かで小さな空間ですが、こういう場所を必要としてくださる方に恵まれて毎日を過ごすことができています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます！
そして
9/22は同じ10周年を迎えた九十九草さんとの合同お祝いイベント、大宮エリーさんをお迎えしての「スナックエリー盛岡店」のオープンです。
大宮エリーさんがスナックのママになる「スナックエリー」。
東家大手先店のお座敷にて、一夜限りの盛岡店オープン。
こちらはエリーさんとお客さまとみんなで楽しく、にぎやかに。
チケットは本当に残りわずかとなりました。
詳しくはこちらを。
2016.09.15｜日々の手紙
喫茶carta
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