樋口佳絵さんの「ねこの月、佳日展」、今年も開催中です。

2月は猫の月ということで
cartaでは2015年から仙台在住の画家、樋口佳絵さんの小さな個展を開いています。

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わたしたち夫婦は「ゆくゆくは柴犬と一緒に暮らそう」と決めていましたが
2006年に盛岡に住み、店を始めてから、気づいたら「ねこと一緒に暮らそう」になっていました。
面白いものです。
そして時々ペットショップを見てはこの猫がいいな、暮らすならこの(種類の)猫がいいなと
思っていたのが、周りの友人知人たちがペットショップからではなくて里親になるという方法もあるよ
と教えてくれたことや、実際に家で里親になった猫や保護した猫たちとの暮らしを見せてくれたことから強く影響を受けて
里親になるという選択を考えるようになりました。
ほんと、面白いものです。

2012年4月、いつも拝見していた樋口さんのブログにキジトラとシャムミックスの姉妹の
里親募集の記事があがり、たとえ更新がなくとも、その姉妹を眺めることを日課になりました。
その頃は飲食店をしている間は動物と一緒に暮らすのはやめておこうと思っていたのと
(当時は自分で長いことしばりをたくさん作っていました。今はそんな風には思いません。)
動物飼育不可物件だったこともあり、無理、絶対に無理だと言い聞かせながらも姉妹を眺めていました。
ある日、ふと「あれ?何が無理なんだっけ?」と思いました。
わたしは今この姉妹の里親になりたい、一緒に暮らしたい、と思っているのだ、まずは、まずは進んでみようという気持ちに。
すると大家さんは「もう古いからいいよー」と言ってくださって
お見合いに行った樋口さんの家では姉妹がわわわーっと膝に乗ってきて
そして現在に至ります。

現在、樋口さんは絵の制作と同じような熱で「犬と猫と人とが幸せな暮らしを考えてみませんか」と伝える活動をされています。
「cat&dog&me」といって、猫だけではなくて犬と猫と人との暮らしです。
たとえば、野良猫には餌やりだけではなく、不妊手術をして地域の猫として暮らすことが
現時点でのベストな共生のあり方ではないだろうかと考えるTNR(Trap Neuter Return=捕まえて 不妊手術をし 元に戻す)活動や
地域の動物管理センターなどに届けられた野良として生まれた新しい命や成犬や成猫、迷子、などを一旦保護して
里親募集、里子に出すという活動など。
もちろん実際に樋口さんご自身が保護をして、里親募集をしたり、ご自宅で一緒に暮らすケースもあります。

わたしたちは里親になって、もうすぐ7年。
猫が繋げてくれたご縁も数しれず。
今年からはcartaのこの樋口さんの個展も、「cat&dog&me」が開催するチャリティーイベントの
「cat!cat!cat!」のひとつとして、仙台のお店さんなど6箇所と一緒にねこねこしい一ヶ月を過ごしています。
店内には募金箱も設置させていただきます。
この募金箱に集まったお気持ちと、「ねこの月、佳日展」の売り上げの一部は
わたしたちcartaの一番身近な樋口さんにお届けし、「cat&dog&me」を通して猫のTNR活動や
動物シェルターなど、犬と猫と人との幸せのための活動に寄付させていただきますこと、ご了承くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

2/15金曜日はcartaに樋口さんをお迎えして「手には筆と猫じゃらし」と題し
いろんなお話を伺う時間を設けます。
スミマセン、また2012年の春の頃に話が戻るのですが
わたしたちは仔猫の里親になろうと思い樋口さん宅へお見合いをしにいきました。
樋口さんの自宅リビングからはアトリエが見え、自由にねこたちが行き来します。
制作途中の絵や道具、そしてねこたちに興味津々なわたしに、ある猫は近寄ってきたり
ある猫はじっと椅子の上で眠っていたり、またある猫は素通りし、またある猫は
ドアの影からこっちの様子を伺っていたり。
こんな風に人間と複数の猫たちが同じ空間で共同生活をしている中に身をおくのは初めてでした。
とにかくその空気を体感して、猫と暮らす決心に加速がついたのを覚えています。

制作と猫と乳母と保護と。それらがある樋口さんの日常の在り方とは、などなど
cartaがいくつか質問をしてみます。
あと少し、お席ございます。
温かな時間をご一緒できたらと思っていますので、ご興味ある方はどうぞお申込いただけたら嬉しいです。
みんな猫みたいな方々ばかりだろうし、なにもフレンドリーさを求めてません(笑)し
隅っこでひっそり聞いていたいという方でも◎

現在発売中の「ねこ」という雑誌でも樋口さんのアトリエの様子が見られます。
この「ねこ」という雑誌、今回の表紙がジャニーズの人気者らしくなかなか入手しづらかったのですが
肴町の東山堂さんで発見したので嬉々としてレジに行くと「これ、人気なんですよ」とおっしゃるので
「そうなんですね、きっと。いくつかお店を回ったのですがやっとありました!」と伝えたら
ニヤリ、とされた店員さん。さては猫好き?と思ったり。

長々と失礼しました。
2月はねこの月。
樋口佳絵さんの猫にまつわる作品の小さな個展「ねこの月、佳日展」は2/25まで開催中です。
テンペラと油彩の本画や、ドローイング、ふふ子嬢のポストカード
(Instagram アカウントは@kae_o_o_hig をぜひご覧いただけたら)
樋口さんが着彩したふふ子嬢のカード、仙台の布もの作家Zucker志田アヤさんと作る
“Kae Higuchi & Zucker”の猫のがま口などなどが並んでおります。

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cartaのスペシャルメニューは「ねこねこさぶれサンド」。
昨年ご好評いただきましたので再び!
樋口さんの猫のイラストをもとに作られた型を使って焼く猫型のさぶれに
ラムレーズンのチーズクリームをサンドしています。
ぜひお試しくださいませ。

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みなさまも楽しいねこの月を。

2019.02.06|日々の手紙

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