樋口佳絵「ねこの月、佳日」展開催中です

2月。いつからかこの月は猫の月と呼ばれるようになっています。
わたしたちは2012年に仔猫の里親になりました。
仙台在住の画家、樋口佳絵さんが仙台市動物管理センターから預かった4匹のきょうだいの仔猫たちのうちの姉妹の仔猫です。
このご縁がはじまりで、2014年には樋口佳絵さんの描いた絵「自画像」をcartaで展示させていただきました。
ひめくりさんで主催していた「ねこネコ猫の大集会」という猫にまつわるイベントにcartaが初めて参加した年です。
この「自画像」は樋口さん自身と、一緒に暮らしている猫たちが描かれていて思わずにっこりして目が離せなくなる作品でした。

そして翌年の2015年からは樋口佳絵さんの小さな個展として続いている「ねこの月、佳日展」。
樋口さんの「佳絵」の「佳」には美しいとかおめでたいという意味もあり、常々いいお名前だなあと
思っていたのですが、ねこの居る毎日もそうだなと感じたのがこのタイトルになったきっかけです。
ねこがそばに居て、普通に続いていく毎日。それだけで佳い日。
毎日が佳い日だったらねこもわたしたちも幸せ。
そんなわけで「ねこの月、佳日展」というタイトルで、6度目の小さな個展となります。

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左「meet」 2020年 合板に白亜地、テンペラ、油彩、鉛筆<売約済み>
右「1/2の姉妹」2020年 合板に白亜地、テンペラ、油彩、鉛筆<非売>

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「柚子とグレープフルーツ」2018年 パネルにテンペラ、油彩、鉛筆  180×180

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「パーティーに行こう」2019年 パネルにテンペラ、油彩、鉛筆  333×220

樋口さんの原画から伝わってくるものはたくさんあります。
小さな声が重なり合って語りかけてくるようにも思えるし
樋口さんの使う色調や見つめる焦点が、時空を超えるひとつの杖になり
あのときあの場所に導いてくれるような気も。
美しさ、ユーモア、毒、謎、静けさ、切なさ、懐かしさ、愛しさ。
ねこの月、ねこにまつわる絵や版画のなかにも、頭の片隅にある記憶のような
空想のようなものが存在していると思います。

樋口さんの普段の制作では猫を描くことは少ないので、この2月の「ねこの月、佳日展」での
とっておきの猫の作品をご覧いただけたら嬉しいです。

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左 「nezuneko」2020年 紙版画、着彩  シートサイズ240×190 額装/シート
右 「menko」2020年 紙版画、着彩 シートサイズ240×190 額装/シート

2020年の「ねこの月、佳日展」ではテンペラと油彩の作品が3点(うち1点は売約済み)
着彩のある紙版画が2点(額装のもの、シートのみ、どちらもございます)届いております。
紙版画「nezuneko」の方は樋口さんが一枚一枚、洋服の部分を着彩していますので
シートは全て違います。一点ものとなりますのでお好きなものをお選びいただけます。

現品ではありますが、樋口さんの絵のiPhoneケースもございます。

会期も中盤となりましたので、遠方にお住いの方への通信販売も承ります。
価格や細部など、気になる方はメールでご連絡いただければ◎。
tegami@kissa-carta.com
までお願いいたします。
勝手ながら、インスタグラムやFBからのメッセージからはご遠慮くださいますようお願いいたします。

cartaの「ねこの月、佳日展」は猫を愛するチャリティー企画「cat!cat!cat!」に参加しています。
売り上げの一部を犬猫保護活動、地域猫不妊手術基金への寄付、また周知活動への支援として
使用させていただきます。
詳しくはcat&dog&meのHPをご覧くださいませ。

2020.02.12|お知らせ

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